ティール組織 X エンパワーメント

コラム

ティール組織 X エンパワーメント

変化の流れを起こそう! 組織変革の道(未知)を切り拓く

By 岩田洋治

ティール組織 X エンパワーメント

【変化の流れを起こそう】

 

そんな願いを込めて、嘉村賢州さんと一緒に、コラボワークショップ「ティール組織 X エンパワーメント」を立ち上げました。

先日第3回を終えて、ちょっと一息ついています。

最終回は1カ月後です。

 

これまで、全体性、セルフマネジメント、そして存在目的をテーマに、3回のワークショップを行ってきました。

 

 

変わっていかなければならないと感じてはいるものの、具体的にどのように進んでいけばいいのかが分からない。そのように思っている方は多いのではないでしょうか。

 

  1. 大きな地図を広げる
  2. 共に考える
  3. コンパスを持って歩き始める

 

ワークショップではこの3つを実践しながら、それぞれの現場に変化の流れを起こしていきます。

 

大きな地図を広げるとは、自分の思い込みを外すこと。

共に考えるとは、仲間と対話して気づくこと。

そしてコンパスを持って歩き始めるとは、自分の感覚を信頼して小さな実験を始めること。

 

『ティールは、感覚を掴めば自然に発明されていく』とは賢州さんの言葉。

本当にそうだと思います。

 

私自身、その感覚を掴めてきました。

 

もちろん、わからないこともたくさんあります。

ただ、小さな実験をやってみるのに必要な感覚があればいいのです。

あとは動きながら、仲間と一緒に考えていく。

 

組織変革の道(未知)は、そのように切り拓かれていくのではないでしょうか。

 

岩田洋治

この記事を書いたのは:岩田洋治

1964年生まれ。北海道大学工学部修士課程修了。卒業後は3Mジャパンにて紙オムツ用粘着テープの開発を、日本および米国にて9年間行う。

1998年、父が創立した行動科学研究所に加わり、これまでの仕事とは全く異なる、人と組織のエンパワーメントの支援を始める。

エンパワーメントとは「眠っている力を呼び覚ます」こと。誰の中にも眠っている力があるものの、その力の発揮を阻害しているものもあって、もやもやしている自分の内面が意識化されることで少しずつ変容が進んでいく。深層対話を通して、そのプロセスを伴走している。

2019年12月、行動科学研究所の所長に就任、現在に至る。

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