第3フェーズへの道 *メモリー* シリーズ1

洋の東西を問わず、私達人間は自分や自分達の生存基底値が脅かされると感じる時、つまり、食べていけなくなるのではとの主観的不安に落ち込む時、個人のレベルから集団の規模にまたがり、私達がとった倒錯行動は過去を一瞥するだけでも枚挙に暇がない。
不安恐怖にかられると、私達はそれが無意識の妄想的思い込みとの「闇」で捏造されたものかもしれないとの認知を放棄し、自作自演のメモリーを立ち上げ、群れる、ホモる、そして媚びるとの、先祖帰り的メモリーに回帰する。
しかしながら、古いメモリーフェーズの終わりは新しいメモリーフェーズへの始まりであるとの真理を、メタファーとしてだけではなく、現実の事例として、私は「メモリー」に見る。
1981年、英国の文豪T.S. エリオットと作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバー、そして歌手のエレイン・ページがシンクロした時、新鮮でダイナミックな生命力を宿した新しいメモリー現象が世界に生まれた。