細胞の時間 「根本から質(ただ)す促し」

つくりやの秘訣はただ一つだけ。それは、「解釈」ではなく、「意味」を主軸に、自分の経済活動を含むPベクトルエンジンと、関係力に関わるSベクトルエンジンを組立て、PとSを動かすことです。

繰り返しになりますが、「自分や自分達の解釈」を主軸に構成され、組織化された第1フェーズも第2フェーズも、今こぞってグローバル一斉に行き詰まりを見せ始めています。

もし「つくりや」の人生を望むなら、「つくりや」の創造力が欲しいなら、この「問いかけ」に耳目を傾け、そこからエネルギーを受け取ることです。ただし、この「問いかけ」は自分や自分達の思いこみや記憶から紡ぐものではなく、向こうからやってくる「問いかけ」です。つまり、私や私達が問いかけている(解釈)ではなく、私や私達が問いかけられている「問いかけ」が本命題なのです。意味です。解釈ではない。思い込みではない。発見や感動の出来事です。

今日の折々のことばはビンゴ!です。私達は時折、突然向こうから問い質(ただ)してくる問いかけに、真正面から対峙し、その意味を問い質(ただ)す時にのみ、物事の打開や、新しい認知視座がぱぁ〜と広がるものです。

私はこの「つくりや」の秘技を実践しようと努めてきました。今でも続いています。これからも続いていきます。

岩田静治
令和元年9月5日 朝

🥪🥗🍯

すごい建築はしばしば、「建築とは何か」という問いを突然出します。
西沢立衛(りゅうえ)


🍱鷲田さんのことば🍤
 これこそ「建築のもっとも創造的な問い」だと建築家は言う。たしかに料理を戴(いただ)きつつ、食べるとはこういうことかと唸(うな)ることがある。ある服を着て、着るとはこういうことかと悟ることもある。衣食住の優れたデザインは、人の生き方、暮らし方をその根元(ねもと)から質(ただ)すよう促す。建築家ユニットのコンセプト集『大西麻貴+百田(ひゃくだ)有希(ゆうき)/o+h 8 stories』でのインタビューから。(鷲田清一)

折々の言葉朝日新聞9月5日より