細胞の時間 「Triad 認知力」

Epigenticsという変な名前の遺伝子に関する医学が登場してきています。それは 後成遺伝子学という、これまた何のことやらさっぱり分からぬ日本語の訳です。

要するにこういうことではないかと考えます。

今までの医学では、人間は、与えられ予め決められた遺伝子という設計図で全て運命的に決められており、遺伝子が人生の全てをコントロールしている、というのが常識でした。遺伝子は変えられない、ゲノムの構造はどうにもならない、というものでした。

ところがです。

この医学のパラダイムはとんでもない間違いであることが分かってきたのです。

人がどんな意識とエネルギーで人生をいきていくのかによって、人生はどうにでもなるとは言わないまでも、生前に書かれていた設計図を書き換えることができる、生前に決められていた生得的設計図を後成的に上書きすることができる、というパラダイムです。認知力が遺伝子をコントロールすると言うのです!

これは一体どういうことか。行動科学の視座から言えば、何を意味するのか、です。

従来の医学のパラダイムには見えないもので、私達行動科学屋には見える決定的で根本的なアイテムがあります。

それは、目に見えないエネルギーというメッセージ物質です。そしてそれを認知(認識ではありません)する直感、意識、習慣能力などがそれです。

人生の途上で、人がそれぞれ不可避的に経験する事故や病気、経済や人間関係にまつわる嫌で不気味で気持ち悪い出来事などに遭遇しても、それで崩壊していく人と、それにも関わらず、むしろそれがあったが故に成長し、変化し、以前よりもイキイキして生を全うする人は、どこがどう違うのか、です。

結論を急ぎますと、それはどんな時間をどう生きたか、もしくは、生きているか、生きてきたか、に関わるのではないか、と行動科学屋の私は思うのです。

時間に三つの特性があります。

一つは時刻表にある時間です。これは何時、何時に、何がありますといった、カレンダーや時刻表に載っている時間です。クローノスという時間です。これは極めて同質の時間であり、時刻表をフォローすることで時間に遅れないようには動けはしますが、そこには何の創造、クリエーションも生まれてくることはありません。新しい何かが創造される契機はゼロです。

二つ目の時間はカイロスと呼ばれる時間です。いわば、時間表をこなしていく動きであり、自分にとっては、かなりの異質なるものを取り入れることになります。自分自身の嗜好、思考、感情などを織り込み、異質と交わり、新しい経験をしていく日常になります。そこには才能やユニークな人生が育まれる可能性はありますが、それはまだデュアル、つまり、二層構造の人生であり、真のエンパワメントにはなりません。二層構造はマイナス電極とプラス電極の交わりで、プラズマという電磁場ができますが、そこには新しい何かが生まれ出ることはありません。

三つ目の時間はエネルギーという表です。それは同質も、異質も融合してながら、なおそれらを超えたもの、あえて、超質とても言いますか、そんなエネルギーの働き、コズミック(Cosmic)なエネルギーの立ち居振る舞いが特徴です。

人は、時刻表や時間割表だけのマネージメントではなく、エネルギーをマネージメントすることで、冒頭に出てきたEpigenetcs,遺伝子の設計図を上書きすることができるのです。

それは同質と異質と超質のエネルギーが融合された、トライアッドTriadの構図であり、そんな人生を第3フェーズの人生とか、Triad人生と私は名づけます。時刻表と時間割表とエネルギーが融合したトライアッドの人生。驚き、発見、感動、NJK!のエネルギーに溢れた人生。そのようなTriad人生のマネージメントに実践と実行をかける毎日です。

アーキタイプを解読していく過程で、アーキタイプのトライアッドの構図をしっかり読み解くことで、新しい風景が認知され、その認知力が、頑なで凝り固まっていた今までの自分に揺さぶりをかけ、遺伝子のスイッチをオンにし、新しい自分に出会う契機を創っていくのです。

二度のガンや重篤な心臓病の印字を書き換えられた中西礼さんの個人的な事例は、そんなエネルギーのトライアッド特性を物語る、人生100年時代には、貴重で必要不可欠な、そしてめちゃ旬な事例です。