細胞の時間 「エンパワメントとは?」

人は人に何ができるのか。人が元気なるとはどんな時か。自分も元気になり、嬉しくなり、同時にそれを人と共有できることなぞあり得るのか。もしそんなことが可能だとすれば、それはいかなる条件下で可能なのか。どんな物理的、非物理的環境インフラが必要なのか。そんなことを体いっぱいで考えながらのPEPシャンソンコンサートのデビューでした。

分かりかけてきたことの一つは、自分はいかなる関係性(Each Otherness: 1対1のキャッチボールができる大切なつながり感覚)をベースに、そこから自分のこと、そして同時に他者のことを考えているのか。そんなお互いの存在があるかないか、ということです。

言い換えれば、全ての出来事は、To me、私に対して起きていることではなく、For me、私のために起きている事象であることとして認知するかどうか、との選択課題ではないでしょうか。

これは「私」や「我々」といった意識フェーズの古巣に丁重に別れを告げ、そこに立ち上がる不安や未来の不透明感にも関わらず、新しい大海に漕ぎ出していく勇気、冒険心、行動力を発動すれば、誰にでも開かれた道なのではないでしょうか。

問いかけてくる「令」のメッセージを読み解き、これを「和」することで立ち上がる新しい歴史の1ページではないか。そんな思いと感慨いっぱいで、昨日の「闇に降りて光を歌う」の時空を創り上げさせていただきました。ありがとうございました。

岩田静治
行動科学研究所